UE9000 VS QuietComfort15

3/15にロジクールから発売されたUE9000を衝動買いしてしまったので、販売店以外のレビューも少ないようなので、持っているBOSEのQuietComfort15と比較してみます。
結論、Bluetooth以外はQC15が上。Bluetooth接続は超絶便利です。

UE9000とは

 そもそも、自分もUE9000は買う直前まで知りませんでした
 この記事を読んで初めてその存在を知りました。
 UE9000とは、Ultimate EarsのBluetooth接続に対応したノイズキャンセリング機能を持ったヘッドホンです。
 ノイズキャンセリングヘッドホンと言えば、(自分のなかでは)BOSEが有名で、実際QuietComfort15も持っています。
 ただ、Bluetooth + ノイズキャンセリングという組み合わせはまだあまりなくて、BOSEから出ないかな〜〜とずっと思っていたところです。

 以下はすべてQuietComfort15との比較です。
 QuietComfort15はソニーのBluetoothアダプタ BTN40を使用しています。

音質

 最も重要なポイントであると思いますが、正直好みの部分もあるのでこればかりは実際に聞いてみないとわからないと思います(いきなりなげやり)。
 印象としてはQC15のほうが自然に聞こえ、UE9000はさすが上手く調整されているなと感じます。BOSEの音で「自然」というくらいなので、それと比較して遜色なく感じるので、低音はそれなりにしっかりでていると思います。

ノイズキャンセリング性能

 UE9000を知ったレビューにも書いてありますが、UE9000自体はそれほどノイズキャンセリング性能が高くありません。QC15と比べても、明らかにQC15のほうが性能は上です。
 電車で使用したときにも、QC15では電車の音などはそこまで気になりませんが(それほどノイズ除去される)、UE9000はそれなりに気になります。ただ、ヘッドホンを外すときちんとノイズキャンセリングが効いていることがわかります。

重さ・付け心地

 重いです。
 350g近くありますから当然です。が、付けてしまうとそれほど気になりません。
イヤーパッドもしっかり作られているものの、圧力が強すぎるということはなく、テンピュールの枕の様な素材(?)で出来ているのか、付け心地はなかなか良いです。
 ただ、長時間付けていると頭のてっぺんとヘッドホンがぶつかるところが痛くなります。QC15では起きないので、重いからなのか、アームの部分のクッションが弱いのだと思います。

Bluetooth

 非常に便利の一言に尽きます。
 ヘッドホンを取り出して、イヤーカップの横に付いている電源をいれるだけでiPhoneと接続されて準備完了です。QC15だったら、ヘッドホンを取り出して電源をいれて、Bluetoothアダプタの電源を入れる必要があります。別々にしまってあるなら、ケーブルを挿すのも一手間です。
 また、重さを感じない一因として、ケーブルがないことも影響していると思います。ケーブルがあるモデルは少なからずケーブルの重さにも引っ張られているので、ケーブルの重さ・煩わしさがないだけで、かなり快適になります。

総評

 UE9000とQuietComfort15の比較ですが、重さ・ノイズキャンセリング性能など、Bluetooth以外の性能はさすがQC15が上です。ただ、Bluetooth接続が出来るというのは、かなりのアドバンテージで甲乙付けがたいです。
 私は日頃の通勤に使っていますが、最近はパソコンやコンポがBluetooth接続に対応しているものもありますので、家のなかで手軽に(重いけど)使うという聴き方もいいのかもしれません。
(あ、でも、家のなかだったらNCいらないのでSONYのMDR-1RBTがいいかも・・・)

 ただ、BOSEからBluetooth接続のノイズキャンセリングヘッドホンが発売されたら・・・困ってしまいますね。

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