Jamf Nowで特定のアプリだけ使えるようにする

 Jamf Nowで特定のアプリだけ使用できる設定方法を紹介します。
 Jamf Nowの制限の機能を使って、一部のアプリのみ利用を許可する設定をします。
 後半は、その他の設定項目について設定しておくべき項目を紹介します。

一部のアプリのみ利用できるようにする

 Blueprintの中にある「制限」を選択し、メニュー内の「Appの使用」をクリックします。

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 「一部のアプリのみを許可します」を選択し、「Appを追加」をクリックします。

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右側に事前登録してあるアプリの一覧が出てくるので、リストの中から該当のアプリを選びます。
選び終わったら、右下の「Appを追加」をクリックします。

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下のように選んだアプリが追加されます。

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 アプリの追加が完了したら、一番下までスクロールして、「変更を保存」をクリックして確定します。

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その他の設定しておいたほうがよい項目

 ここからは必須ではないですが、設定しておいた方がいいと思われる項目を紹介します。

「すべてのコンテンツと設定を消去」の無効化

 「すべてのコンテンツと設定を消去」が有効になっているとiPhoneをリセットして初期化することが出来ます。基本的には、上記のアプリ制限を行っている場合、iPhoneのリセットは保護者が行うと思いますのでこの設定を入れることをお勧めします。

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 「制限」の「セキュリティとプライバシー」から、「すべてのコンテンツと設定を消去」を無効にする を選択します。

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Wi-Fi設定

 ご自宅や実家のWi-Fiを予め設定しておくことができます。

 Blueprintに一度設定しておけば、都度Wi-Fi設定をすることがなくなるので便利です。

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 Wi-Fiのネットワーク名、セキュリティの種類、パスワードを入力し、「変更を保存」します。

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 複数登録できますので、同様の操作で必要なWi-Fiを設定します。

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ネットワーク関連の設定

 「ネットワークとセルラー」の項目では上記で設定したWi-Fiに関連する項目や、携帯のデータ通信に関する項目を設定できます。

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「日時の自動設定」は強制的に日時を最新のものにします。時計を変更してスクリーンタイムの休止時間を突破する、といったことができなくなります。

「Wi-Fiセーフリスト」はJamf Nowで予め登録したWi-Fiのみ接続出来る様になります。駅や店舗の無料Wi-Fiに接続ができなくなります。

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「Wi-Fiを強制的にオンにする」はそのままの通り、Wi-Fiを切ることができなくなります。

 誤ってWi-Fiをオフにしてしまい、ギガを消費することを防ぎます。

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まとめ

 Jamf Nowで特定のアプリのみ利用できるようにする方法をご紹介しました。
 お子さんのiPhoneに設定するだけでなく、高齢者の方がアプリがいろいろありすぎてわからない、といった場合にも表示するアプリの数を減らすことで、多少わかりやすくなる効果もありそうです。


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